Yuri cafe’s blog

わたしのことやわたしの感じたこと、綴っています。

本当の気持ち

不登校9日目。土曜参観。

 

 

スクールカウンセラーとの話で、先生との個別対面で少しずつ先生との恐怖感を減らしていき、登校へつなげていこうという方針になった。

 

 

 

本人が欠席のため、私は学校へ行く必要はなかったが、学校へ行った。今思えば私が学校に行きたかったから。

 

 

当日のスケジュールは

1時間目 校長講話

2時間目 授業参観

3時間目 授業参観

避難訓練からの引き渡し訓練

 

 

1時間目の講話を聞き、2時間目終了後の休み時間に担任から連絡帳を受け取るという用事を作って。

 

 

2時間目の授業中、私は他のクラスの授業をろうかから見ていた。知り合いの子供が頑張っている様子が見えた。微笑ましく思いながらも、私はつまらなく感じた。息子のクラス行ってみた。クラスが近づくにつれドキドキした。担任の先生が道徳の授業をやっている。先生に見られたら、知り合いのママさんに見られらるのが怖かった。なにか言われたらどうしよう。心配されてたくない。迷惑かけたくない。申し訳ない。数秒廊下にいたが、先生から見えないように柱に隠れていたたまれない気持ちになり、その場を後にした。

 

 

2時間目が終わるまで、なるべく人がいない教室の廊下で過ごし、授業終了10分前に職員室前に向かった。

 

 

待つこと15分程度。

 

 

掛けてきた担任に会い連絡帳を受け取る。

 

 

翌週の個別面談の時間を相談して、別れた。

 

 

もう用事は無くなったので、帰ろう。

 

 

連絡袋を持って学校を出た。

 

 

あ、校門に教務主任の先生が立っている。

 

 

気づいて声かけてくれないかな?

 

 

校門を出て家の方に向かう。

 

 

私は立ち止まる。連絡帳の中身の欠席カードを見ながら考える。

 

 

ダメなんだ。待ってても。自分から言わないと。気づいてもらえない。

 

 

もう一度向きを変え、学校に戻る。

 

 

教務主任の先生に歩み寄り、声をかける。

 

 

先生すみません。息子が学校に行けてなくて、困っています。その言葉を契機に聞いて欲しかったことを堰を切ったように話しはじめた。

先生は時々神妙な顔をしながら、聴いて応えてくれた。担任だけでなく、教務主任の先生にもフォローしてほしいです。そう伝えた後先生からの言葉はこうだった。

 

 

学校に来てくれれば、精一杯フォローします。

 

 

そう言って、先生はもう言うことはないと言う感じで話を終わりにしたそうだった。

 

 

謝意を伝え、校門を出た。

 

 

私の中で、気づきがあった。

 

 

学校は学校に来させるフォローはしてくれない。そこは家庭、家の仕事。

 

 

勘違いしていた。先生の仕事は学校に来た子供の育ちを育むところ。

 

 

学校にくるもこないも、家庭の責任。学校に行かない選択をしたのは息子であり、それを許した親の責任。

 

 

家に帰宅すると、息子は寝ていた。

 

 

起きて、話をした。

 

息子に伝えた。泣きながら。

息子のいない学校はつまらなかった。

居場所がないように感じた。

悲しかった。

あなたはいつまで安全地帯にいるの?

学校に行くと色々言われそうで不安だって言うけど、そういう選択をしたのはあなた。

先生のせいでもない、友達のせいでもない。

そのうち忘れられちゃうよ。

それでもいいんだったら、もう学校行くのやめちゃいなよ。

 

 

やだ。。。学校行く。

 

 

いつから行くの?

 

 

水曜日から行けたらいいと思う。

 

 

そんなんじゃ、また当日になって、やっぱ今日は無理、明日行けたらいいな。ってことになってずっと行けないよ!行けたらいいなじゃなくていくの!いくって決めるの!先生に来てもらうんじゃなくて、言いたいことがあるんなら、こっちから行くの! 火曜日に来てくれるって言ってくださったけど、そんなことしていただいてる場合じゃない!

 

 

学校行くの?やめるの?

 

 

行く。。。

 

 

本当は学校行きたいんでしょ!勉強したいんでしょ!友達と遊びたいんでしょ!人のせいにして本当の気持ちかくしちゃだめ!

 

 

学校いつ行くの?

 

 

火曜日。。。

 

 

そのために今できることなに⁈

 

 

。。。?

 

 

 

お友達が何のために欠席カード書いてくれてるの!やった授業と宿題の内容教えてくれて、応援してくれてるよ!これ見てなんかすることないの?

 

 

。。。宿題やる。

 

 

ほかにもあるでしょ。今決めたこと先生に伝えないと。

 

 

早くしないと先生帰っちゃうよ!

 

 

宿題やって、昼食食べて、14時に学校に行くことにした。

 

 

その間、私はかたづけた。玄関のコルクボードに貼ってある一年生の頃の写真、保育園の頃の写真キーホルダー。枯れてきている花。先生のせいにしていた自分の気持ち。青のブラウスとグレーのスカートをはいて、メガネを外しコンタクトにし、ファンデーションを塗り直し、アイラインをひき、口紅を塗った。

 

 

息子と学校に向かった。

 

 

昇降口を入り職員室にむかった。

 

 

ドキドキしてなかなかノックできない息子。

 

 

見かねた用務員さんが声をかけてくれ、担任を呼び出してくれた。

 

 

びっくりした顔で廊下に出てきてくれた担任。

 

 

ひざまづいて息子の目線になって話を聴いてくれた。

 

 

つっかえつっかえ、時々考えながら、自分で先生に伝えた。

 

 

学校に6/10に行くこと

朝、少し早めに行くこと

先生の家庭訪問はいらないこと

そして、これも言っといた方がいいんじゃないと私に促され終わってない図工の課題のことを話した。

 

 

全てお互い話し合えて、

先生は

来てくれて嬉しかったこと。

笑顔が見れて嬉しかったこと。

私は

先生にしていただくことばかり考えすみませんでした。色々ありがとうございました。

と伝えあった。

 

 

もう大丈夫。行くって決めて、伝えることができたから🌈